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2011年7月2日

名古屋Vioにて行われたSound of Silence。
「アンビエント・ポストロック・エレクトロニカ中心ライブイベント」とジャンルに特化した
イベントは名古屋では数少なく 行き先の見えない中での第1回開催と、予測できないものでしたが
スタッフ陣の予想以上に多くの方に足を運んで頂いて
ご来場頂いたお客様・出演バンドの方々にたくさんのレスポンスを頂けた事を本当に嬉しく思います。
感謝の気持ちと共に当日の様子と簡単ではありますがライブレポをお届けします。
当日の空気を感じていただければ幸いです。


▼グッピー研究生

電子ノイズが印象的なatirakotiraからスタート。
ちょっとした機材トラブルもありましたが、終始夏とは思えない涼しげなゆるい雰囲気で会場全体を癒してくれました。
9月にも名古屋でライブがあるので気になった人はぜひチェックを!小瀬村 晶、moshimossなどエレクトロニカ・アンビエント好き垂涎の豪華出演者です。

    


▼Luca Luca Don Chikku

Luca Luca Don Chikkuの名前ではかなり久しぶりでレアなギグだったのではないでしょうか。
ラップトップ・アコースティックギター・ベースの編成で、歌声にはヴォーコ―ダ―のエフェクトを駆使して 様々な音響空間を作り上げます。
淡々と進む曲と、MCでのキャラのギャップが会場を沸かせていたのも印象的。
温かみのあるエレクトロニカサウンドで、多幸感あふれる素晴らしい演奏でした。

  


▼Glaschelim

ゆるい雰囲気の中、極上のドローンビエント曲「Miys」からスタート。
会場の空気を一変させてくれました。初めて轟音系のライブを見てびっくりした人も多かったようです。
壮大且つ繊細な音の洪水、これぞポストロックバンド!
轟音の中に無になれる瞬間があり、解放的で心まで浄化されるような圧倒的なライブでした。

  


▼Aureole

待望の名古屋初ライブという事で、楽しみにしていたお客さんの期待と緊張がライブ開始前から感じ取れました。
MCにて「どんな曲が聴きたいですか?」とリクエストを聞くサービス精神もさながら「World As Myth!」と瞬時に
反応が返ってくるやり取りに、どれだけライブを待っていた人がいたのかを目の当たりにした気がしました。
そのオーディエンスの期待以上のパフォーマンスを魅せてくれたAureole。
彩を感じるような美しい音響空間に耳も心も奪われるライブ展開はまさに「圧巻」の一言に尽きます。

  


ライブが終了しても鳴り止まぬ拍手に予定外のアンコールを行い
物販では出演アーティストのCDを購入して帰るお客さんも多く
オーガニックで静かな音楽とは反対に激しい熱気が渦巻くようでした。
Sound of Silence の名の通り、静かな衝動が誰かの胸に起こったのなら嬉しく思います。

Sound of Silence Vol.2は今冬開催予定です。
詳細は今後、随時発表していきますので次回もよろしくお願いします。

Thank you for the photograph. : hossiie
Thank you for the VJ. : Kirin & Suh

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